1会社や官庁などの組織を区切る単位の一つ。日本企業の典型的な階層は「事業部 > 部 > 課 > 係」となっており、「部」は「課」より大きく「局」(中央省庁などで使う)より小さい中規模の組織を指す。「営業部」「経理部」「開発部」のように業務領域を頭につけて使い、責任者は「部長」、所属する人は「○○部の田中さん」のように呼ばれる。
営業部に異動になりました。
詳しいことは経理部に確認してください。
うちの会社では、開発部と営業部の連携がうまくいっていない。
2学校・大学などにある課外活動の団体。日本の中高生・大学生にとって「部活(部活動)」は学校生活の中心的な要素で、運動部(テニス部・野球部・バスケ部など)と文化部(吹奏楽部・美術部・茶道部など)に大きく分かれる。所属しない学生を冗談で「帰宅部」と呼ぶ言い回しもある。「部に入る/部をやめる/部活で忙しい」のように使う。
高校では吹奏楽部に入っていました。
うちの息子はサッカー部の練習で毎日くたくただ。
「部活、何やってるの?」「うーん、帰宅部かな。」
3全体の中の一部分。物理的な区画(北部・南部・上部・下部)や、抽象的な一区切り(本の第一部・写真の一部・組織の上層部)まで幅広く指す。「全部」(ぜんぶ)と対比される語で、「一部の人」「上部組織」のように合成語の中で生きていることが多い。
日本の北部は冬になると雪が多い。
この件に反対しているのは、ごく一部の人だけです。
小説の第三部で物語が大きく動き出す。
4物事を区分するときの「部門・カテゴリ」を表す用法。大会・コンテスト・展示などで「年齢別の部」「初心者の部」「自由部門」のように分けるときや、文書・目次・カタログを「第一部・第二部」と分けるときに使う。
コンテストは小学生の部と中学生の部に分かれている。
彼は社会人の部で優勝した。
5本・雑誌・新聞などの「冊数・部数」を数える助数詞。読みは「ぶ」。書籍の印刷・配布・販売のような実務場面で使われ、口語では「冊」を使うことが多い「部」はやや改まった語感がある。「初版2万部」「100部限定」「論文を3部提出する」のように使う。
この本の初版は5万部だった。
会議の資料を10部用意してください。
限定500部のサイン本を予約した。