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きん
JLPT:N4
頻度:

1化学元素としての金(ゴールド)。黄色く光沢のある貴金属で、装飾品・工業材料・投資対象として広く使われる。「きん」は漢語系の音読みで、もう一つの読み「かね」(別エントリ)とは別の語と扱われることが多い。

名詞

例文

金は柔らかく、加工しやすい金属です。

博物館には純金の工芸品が展示されている。

近年、金の価格は大きく変動している。

2金色・ゴールドの色。光沢のある黄色系の色を指し、衣装や装飾品の色合いを表すときに使う。

名詞

例文

彼女は金のドレスを着てパーティーに来た。

夕日に照らされた山が金に輝いた。

金のアクセサリーは光に当たるとよく映える。

3競技などで一位に与えられる金メダル、または優勝のこと。「金を取る」「金メダル」のように使う。

名詞

例文

彼はオリンピックで金を獲得した。

次の大会では絶対に金を取りたい。

日本選手が二大会連続で金に輝いた。

4比喩的に「非常に価値あるもの」を表す。「沈黙は金」のことわざが代表例で、口語では「これは金だ」のように『すばらしい・貴重だ』の意味で使うこともある。

名詞「の」をとる名詞

例文

『沈黙は金、雄弁は銀』ということわざがある。

彼の助言は本当に金だった。聞いておいてよかった。

5金銭や金貨を指す名詞用法。現代の日常会話では単独の「金」(きん)でお金の意味を表すことは少なく、「賞金」「借金」「現金」「料金」などの複合語、または歴史的な金貨(江戸時代の小判など)を指す文脈で見られる。単独で「お金」を意味するときは通常もう一つの読み「かね」になる。

名詞

例文

江戸時代には金一両という貨幣単位が広く使われていた。

彼は古い金を骨董品として集めている。

6金額を示す書式用語。請求書・領収書・契約書などで金額の前に付けて『金○○円』と書く(例:金五万円)。改まった文書での慣用表記。

名詞

例文

請求書には金五万円と記載されている。

契約書には金一千万円と明記されている。

7「金曜日」の略。カレンダー・時間割・スケジュール表などで一文字表記として使われる。

名詞略語

例文

授業は月・水・金にあります。

予定表で『金』と書いてある日は会議が入っています。

8金の純度を示すカラットを表す単位。「18金」「24金」のように数字の後ろに付けて、純金100%を24分率で表す。

名詞助数詞

例文

彼女は18金の指輪を身につけていた。

このネックレスは24金なので非常に高価だ。

9陰陽五行説における五つの要素(木・火・土・金・水)の一つ。秋・西方・白色などに対応するとされる伝統哲学の概念。

名詞

例文

五行では金は秋と西の方角を象徴する。

10中国史の王朝・金(1115–1234年)。女真族が建てた王朝で、北宋を滅ぼし華北を支配した。歴史用語。

名詞歴史用語

例文

金は12世紀から13世紀にかけて中国北部を支配した王朝だ。

11将棋の駒「金将(きんしょう)」の略称。前・横・斜め前に一マスずつ動ける駒で、玉将の守りに重要。

名詞将棋略語

例文

相手の攻めを金で受け止めた。

玉の周りを金と銀でしっかり囲って守る。

12「金玉(きんたま)」の略で、男性の睾丸を指す俗語。粗野・下品な響きがあるので、公の場や目上の人の前では使わない。

名詞略語口語

例文

ボールが当たって金を痛めたらしい。

単語の関係

対義語