1二つの物の間にある空間やすきま。物理的な距離・隔たりを表す最も基本的な意味。
机と壁の間に本が落ちている。
二つの建物の間に細い路地がある。
棚と棚の間に少し隙間ができている。
2ある出来事が続く時間の幅。「〜の間」「〜の間に」の形で「〜している期間ずっと」「〜している最中に」を表す、N4レベルの重要な文法パターン。
授業の間は携帯電話の電源を切ってください。
旅行の間、猫は友達に預けた。
母が買い物に行っている間に、宿題を終わらせた。
若い間にいろいろなことに挑戦したほうがいい。
3二者の間に存在する位置関係・対立・取引などを表す。1の物理的な「間」が抽象化したもので、登場人物が二者に限られる点で「〜の中で」よりも具体的。
山田さんと田中さんの間で意見が対立した。
2校の間で交換留学が行われている。
親会社と子会社の間で契約が結ばれた。
4ある集団内の複数人・複数物のなかで、という意味。「〜の間で」の形でうわさ・流行・意見の広がりを表す。3が二者なのに対し、こちらは集団内。
村人の間でその噂が広まった。
若者の間でこのアプリが流行している。
ファンの間ではすでに有名な話だ。
5二者間の関係性・つながり。「〜の間の関係」「〜の間がうまくいく/こじれる」などの形で、人・国・組織同士のつながりや人間関係を表す。
両国の間の関係はようやく改善してきた。
親と子の間の信頼を築くことが何より大切だ。
あの二人の間はうまくいっていないらしい。
6二つの極端の中間、平均的なところ。「間をとる」の形で妥協・折衷する意味でよく使われる。
双方の意見の間をとって、妥協案を出した。
駅と大学の間あたりのカフェで待ち合わせよう。
7(古語・あいだ限定)「〜なので/〜だから」と理由を示す接続的用法。現代日本語ではまったく使われず、古文や能・狂言・近世の文書にだけ見られる。