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JLPT N4故事

ブレーメンの音楽隊不來梅的音樂家

四匹の動物たちが音楽隊を目指すお話。四個動物想成爲音樂家的故事。

昔々、ある村に、長い間ご主人のために重い荷物を運び続けてきた、年老いたロバがいました。ところが、年を取って力がなくなってくると、ご主人は「もう役に立たないから、捨ててしまおう」と話しているようでした。

很久很久以前,在某個村子裡,有一頭老驢子,多年來一直為主人馱運沉重的貨物。 可是,驢子年紀漸漸大了,力氣也越來越不行,主人開始嘀咕:「這傢伙已經不頂用了,乾脆扔掉算了。 」

それを聞いたロバは「殺される前に、自分から逃げ出すしかない」と思い、家を抜け出しました。「ブレーメンという町へ行って、音楽隊に入るつもりだ」と、ロバは小さく一声鳴きながら、道を歩き始めました。

聽見這話的驢子心想:「與其被殺,不如自己先逃走。 」便悄悄溜出了主人家。 「我要去一個叫布萊梅的城裡,加入那兒的樂隊。 」驢子輕輕叫了一聲,邁開步子上了路。

しばらく歩いていると、道端で疲れた様子の犬に出会いました。「私はもう年で、狩りができなくなったので、ご主人が殺そうとしています」と犬は言いました。ロバは「それなら一緒にブレーメンへ行こう。お前の声は犬の音楽にぴったりだ」と誘いました。

走了一段路,他在路邊碰到一隻一臉疲憊的狗。 「我年紀大了,再也跑不動獵物,主人正打算除掉我。 」狗說。 驢子便邀請牠:「那你就跟我一起去布萊梅吧。 你的聲音正好可以唱犬樂曲。 」

少し進むと、今度は道に座り込んでいる老いた猫に会いました。「鼠が捕れなくなったから、おばあさんに川へ捨てられそうなんです」と猫が泣くので、彼も仲間に加えました。

又走了一段,路中間坐著一隻蒼老的貓。 「我抓不到老鼠了,女主人正想把我扔進河裡。 」貓一邊哭一邊說,驢子和狗便也把牠收作同伴。

さらに進むと、明日スープにされそうな鶏も加わりました。

再往前走,一隻第二天就要被做成湯的公雞,也加入了隊伍。

四匹はにぎやかに鳴きながら、ブレーメンを目指して歩き続けました。しかし、町まではまだ遠く、夜になってもなかなか着きません。森の中で泊まる場所を探していると、高い木の上から眺めていた鶏が「あそこに明かりが見える」と教えてくれました。

四個夥伴熱熱鬧鬧地一邊叫,一邊繼續往布萊梅趕路。 可是城裡還很遠,天黑下來都還沒到。 他們在森林裡找過夜的地方時,公雞飛到一棵高高的樹上眺望,告訴大家:「那邊有燈光。 」

光のする方へ近づいてみると、それは森の奥にある一軒の家でした。窓からそっと中を覗くと、なんと泥棒たちが盗んだお金とごちそうを並べて、楽しそうに食事をしているところでした。

一行人朝光亮走過去,發現森林深處真的有一座房子。 輕輕從窗戶向裡頭一看,屋裡竟有幾個強盜,把搶來的金子和滿桌酒菜擺在一起,正吃得起勁。

「私たちもあのごちそうが食べたい」と動物たちは思いました。みんなで相談して、ロバの背中に犬が乗り、犬の背中に猫が乗り、猫の頭の上に鶏が乗りました。そしてみんなで、声を合わせて窓に向かって思い切り叫びました。「ヒーホー!ワンワン!ニャー!コケコッコー!」

「我們也想吃那些好東西。 」動物們這樣想著,商量了一下,狗就跳到了驢子背上,貓又跳到狗的背上,公雞再站到貓的頭頂。 然後,大夥兒一起對著窗子使出全力大叫:「咴咴—! 汪汪! 喵—! 喔喔喔—! 」

突然の大きな音と、窓に映った変な影に、泥棒たちは「化け物が出た」と叫んで、ごちそうも何もそのままに、慌てて森の中へ逃げていってしまいました。

窗戶上突然映出一團古怪的影子,加上震耳的吼叫,強盜們嚇得大喊:「妖怪來了! 」連酒菜都不要了,慌慌張張地朝森林深處逃走了。

動物たちは家の中に入り、お腹いっぱいごちそうを食べました。それから、ロバは庭の藁の上、犬はドアの後ろ、猫はかまどの暖かい灰の中、鶏は屋根の上で寝ることにしました。

動物們走進屋子,把肚子吃得飽飽的。 然後,驢子睡在了院子的稻草上,狗趴在門後,貓蜷在還有餘溫的灶灰裡,公雞飛到屋頂上歇著。

やがて泥棒たちの中で一番勇気のある一人が、こっそり様子を見に戻ってきました。台所に入ると、暗闇でかまどの中の猫の目が光って、彼はそれをろうそくの火だと思い、近づきました。猫は驚いて泥棒の顔をひっかきました。

過了一會兒,強盜中膽子最大的那一個,悄悄地回來探看情況。 他剛走進廚房,灶裡兩點亮光閃了一下,他以為那是蠟燭,便走近過去看。 原來那是貓的眼睛。 貓嚇了一跳,一爪子撓到了他的臉上。

逃げようとした泥棒を、ドアの後ろで犬が噛み、庭ではロバが後ろ足で蹴り、屋根の上では鶏が「コケコッコー」と大きく鳴きました。やっと仲間のところへ戻ってきた泥棒は、震えながら言いました。「あの家には恐ろしい魔女がいる。爪で顔を切り裂き、ナイフで足を刺し、棒で背中を殴って、屋根の上から『泥棒を捕まえろ』と叫ぶ怪物までいるんだ」。

強盜想逃,門後的狗咬住了他的腿,院子裡的驢子又用後腿狠狠踢了他一下,屋頂上的公雞也使勁地叫了一聲「喔喔喔—! 」他好不容易回到同伴身邊,渾身發抖地說:「那家裡有個可怕的女巫,用指甲抓我的臉、拿刀刺我的腿、用棍子打我的背,屋頂上還有個怪物在喊『把賊抓起來』。 」

それを聞いた仲間たちも、二度とその家には近づきませんでした。動物たちは結局ブレーメンへは行かず、その家でずっと仲良く暮らしたそうです。

其他強盜聽了,從此再也不敢靠近那座房子。 結果,動物們終究沒去成布萊梅,據說就在那座屋子裡和和睦睦地過了一輩子。

— 完 —