昔々、ある国に、シンデレラという心の優しい女の子がいました。彼女のお母さんが亡くなった後、お父さんは新しい奥さんと、その二人の娘を家に連れてきました。継母と義理の姉たちは見た目は美しいのに、心はとても冷たく、シンデレラに掃除や洗濯ばかりさせていました。
シンデレラはいつも台所の灰の近くで眠っていたので、姉たちは彼女のことを「灰かぶり」と笑いました。
ある日、王様のお城で大きな舞踏会が開かれることになりました。「王子様が結婚相手を選ぶための舞踏会らしい」と聞いて、姉たちは大はしゃぎで一番きれいなドレスを準備し始めました。シンデレラも一緒に行きたかったのですが、継母は「あなたが着られるドレスなんてないでしょう。家で留守番をしていなさい」と冷たく言いました。
姉たちが馬車で出かけた後、シンデレラが庭で泣いていると、突然光と共に魔法使いのおばあさんが現れました。「可哀想に。あなたも舞踏会へ行ってきなさい」と言って、おばあさんはかぼちゃを立派な馬車に変え、ねずみを馬に、そしてシンデレラの汚れた服を、雪のように白く輝く美しいドレスに変えてくれました。