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JLPT N4物語

一寸法師

小さな男の子が大きな鬼を退治するお話。

昔々、子供がいないおじいさんとおばあさんがいました。神様にお願いすると、とても小さな男の子が生まれました。身長が一寸しかないので、「一寸法師」と呼ばれるようになりました。一寸法師は、少しも大きくなりませんでしたが、とても元気でした。

ある日、一寸法師は「京の都へ行って、立派な人になるつもりです」と言いました。彼は針の剣を持ち、お椀の船に乗って出発しました。都に着くと、大きな屋敷で働くことになり、美しいお姫様の世話をするように言われました。

お姫様と一緒に出かけた時、突然恐ろしい鬼が現れました。鬼がお姫様を捕まえようとしたので、一寸法師は鬼の口の中に飛び込みました。そして、お腹の中で針の剣を使って鬼を刺し始めました。鬼は「痛い、痛い」と言って、逃げていってしまいました。

鬼が逃げた後に、「打出の小槌」という不思議な道具が落ちていました。お姫様がそれを振ると、一寸法師の体がだんだん大きくなりました。立派な男の人の姿になった一寸法師は、お姫様と結婚して、幸せに暮らしました。

一寸法師 | 2hongo