昔々、優しいおじいさんと意地悪なおばあさんがいました。ある日、おじいさんは怪我をした雀を助けて、大切に育てていました。しかし、おばあさんが作った糊を雀が食べてしまったので、おばあさんは怒って雀の舌を切ってしまいました。雀は泣きながら飛んでいきました。
おじいさんは可哀想に思って、雀を探しに行きました。山を歩いていると、雀たちの家を見つけました。舌を切られた雀は元気になっていて、おじいさんを歓迎してくれました。美味しいご飯を食べたり、踊りを見たりして、おじいさんはとても楽しい時間を過ごしました。
帰る時、雀は「大きいつづらと、小さいつづらがあります。どちらがいいですか」と聞きました。おじいさんは「小さいほうでいいです」と答えて、それを持って帰りました。家で開けてみると、中には金や銀の宝物がたくさん入っていました。
それを見たおばあさんは、自分も宝物が欲しいと思いました。おばあさんは雀の家に行き、大きいつづらをもらって帰りました。しかし、重いつづらを開けてみると、中から恐ろしいお化けがたくさん出てきました。おばあさんは驚いて逃げ出しました。