遡る

さかのぼる
他の表記: 溯る, 逆上る, 泝る
JLPT:N2
頻度:

1川や流れを下流から上流へと進む。鮭などの魚が産卵のために川を上る、ボートで上流へ向かうといった物理的な動きを表す。漢字「遡」は2010年に常用漢字となり、現代の文章ではこの意味で「遡る」と書かれることが多いが、柔らかい文脈では「さかのぼる」と書かれることもある。

五段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

鮭は産卵のために川を遡って生まれた場所まで戻る。

舟で川を遡り、奥の集落まで物資を運んだ。

この川を上流に遡っていくと、美しい滝にたどり着く。

2時間・経緯・原因などを過去の方向にたどっていく。「歴史をさかのぼる」「記憶をさかのぼる」「原因をさかのぼる」のように使う。さらに、ある時点まで効力が及ぶ意味で「〜年前にさかのぼって適用する(遡及適用)」のような法的・制度的な文脈でも使う。文章ではかな書きも漢字書きもどちらも普通に見られる。

五段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

この神社の歴史は平安時代までさかのぼる。

問題の原因をさかのぼると、最初の設計段階に行き当たった。

値上げは四月一日にさかのぼって適用される。

彼女は遠い昔の記憶を遡って、子ども時代の出来事を語り始めた。

家系をさかのぼってみたら、意外な共通の祖先が見つかった。

単語の関係

対義語