やる

他の表記: 遣る, 行る
JLPT:N5
頻度:

1するのくだけた言い方。行為・仕事・勉強・遊びなどを行うことを指す。口語で広く使われる。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く口語

例文

今日の宿題は誰がやるの?

週末はテニスをやる予定です。

この仕事は俺がやるよ、心配しないで。

2(物や人を)送る、派遣する。相手や場所へ何かをやらせる・送るという意味で使われることがある。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

明日、支店に追加の在庫をやります。

彼を先にやって、様子を見てください。

3(視線や体の向きを)向ける/動かす。目線や頭などをある方向へ向けること。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

彼女は窓の外に目をやった。

その話を聞いて、彼は首をやった。

4(特に目下の者や動物に)与える、やらせる。贈る・与えるという意味で、相手が自分より同格か下の場合に使うことが多い。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

犬に餌をやるのを忘れないでください。

子どもにお菓子をやったら満足そうだった。

報告書を部下にやっておいてください。

5(車などの)速度を上げる、アクセルを踏むなどして速くすることを指す口語表現。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

もう少しアクセルをやって、追い越してくれ。

コーナーを出たら、やってください。

6商売をする・店を経営する、あるいは職業として行う(仕事を営む・従事する)という意味。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

あそこの蕎麦屋は父がやっている。

彼は小さな工場をやっている。

医者をやるのは大変な仕事だ。

7食べる・飲む・煙草を吸うなど、食事や飲酒・喫煙をすることを指すくだけた言い方(「一杯やる」など)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

仕事終わりにみんなで一杯やった。

外でたばこを一服やってくる。

昼にラーメンをやってから戻ります。

8演奏・上演・興行などを行う、催しを開くという意味(「演る」と同義で使われることが多い)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

今夜、あのバンドがライブをやるらしい。

次の公演で新しい曲をやってみたい。

文化祭で演劇をやることになった。

9(比喩的に)相手の気持ち・心配を和らげる、慰めるという意味で使われることがある。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

悩んでいる弟の話を聞いてやったら、気持ちがだいぶ楽になったようだ。

心配しないで、僕がそばにいてやるよ。

10(俗語で)害を与える・傷つける、場合によっては殺すという意味で用いられることがある。脅しや粗暴な表現に使われる。

五段動詞他動詞口語通常仮名だけで書く

例文

あいつを始末してやる。

奴らにやられる前に、こちらからやるぞ。

11(俗・卑語)性的行為をする、性交するというきわめてくだけた・下品な表現。しばしばカタカナ(ヤる)で表記される。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く俗語卑俗な語

例文

彼女と昨夜ヤったらしい。

こんなところでヤるのはやめろ。

12(自動詞的に)やっていく・やって来るの意で、暮らしていく・やっていけるという意味や、到来するという用法がある。

五段動詞自動詞通常仮名だけで書く

例文

小さな町でも工夫すればやっていけるよ。

彼は一人で暮らしてやっていけるのだろうか。

何とかやって来たが、これからが大変だ。

13補助動詞的に、動詞のます形の語幹に付いて「...しきる・完全に...する」のような完了・徹底の意味を出す(やや古い・口語的な用法もある)。

接尾辞五段動詞通常仮名だけで書く

例文

彼はあの箱を放りやって、もう二度と見なかった。

その問題は簡単に投げやるべきじゃない。

14補助動詞的に、(動詞のます形の語幹に付いて)広く行う・遠くまで行うといった範囲の大きさを表す用法がある。

接尾辞五段動詞通常仮名だけで書く

例文

丘の上から遠くを見やると、海が見えた。

彼は辺りを見やって、道を探した。

15補助動詞として、動詞のて形の後に付いて『(人に)〜してあげる/〜してやる』のように、相手のために何かをしてやることを表す(しばしばやや粗野な響き)。否定のニュアンスを伴うこともある。

助動詞五段動詞通常仮名だけで書く

例文

手伝ってやるから、文句言うな。

黙って見てやるつもりはない。

やってやるよ!任せておけ。

16補助動詞として、て形に付いて『積極的に努力して〜する』という意味を表す用法。意気込みや決意を伴うことが多い。

助動詞五段動詞通常仮名だけで書く

例文

やってみせてやるから、見ていろ。

絶対に成功してやるつもりだ。

単語の関係

類義語