付ける

つける
他の表記: 着ける, 附ける
JLPT:N3
頻度:

1ある物を別の物にくっつける・取り付ける。塗る・貼る・縫いつける・浸すなど、物理的に密着させたり付着させたりする動作。最も基本的で広く使われる意味。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

ポスターを壁にテープでつけた。

子供の制服にワッペンを縫いつけた。

傷口に薬をつけてから絆創膏を貼った。

餃子をたれにつけて食べるのが好きだ。

2家や部屋などに設備・備品を備え付ける、取り付ける。また、そうした物が備わっている状態についても言う。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

新しいアパートにエアコンをつけてもらった。

この部屋は家具をつけて貸している。

3アクセサリーや装身具などを身につける。腕時計・指輪・ネクタイなどを「着ける」とも書く。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

彼はいつも同じネクタイをつけている。

指輪を左手の薬指につけた。

新しい腕時計を手首につけて出かけた。

4日記・帳簿・記録などを継続的に書き留める。「日記をつける」「家計簿をつける」など。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

彼女は毎日欠かさず日記をつけている。

節約のために家計簿をつけ始めた。

旅行中の出来事を細かくノートにつけておいた。

5物やサービスに値段・評価をつける、査定する。「値段をつける」「点数をつける」など。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

この絵には高い値段がつけられている。

先生は作文に厳しく点数をつけた。

6予算や人員などを割り当てる・付与する。ある項目や人に資源を当てること。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

今年は研究に十分な予算をつけてもらえた。

会社は新人に指導役の先輩をつけた。

7船などを岸・桟橋などに寄せて止める。「着ける」とも書く。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

船を岸につけて荷物を降ろした。

玄関に車をつけてお待ちしております。

8保護や世話のために、人に警備・医者・付き添いなどを当てる。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

重症の患者に専任の看護師をつけた。

要人には常に護衛をつける必要がある。

9気づかれないように人の後を追う。尾行する、つけ回す。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

探偵は一日中容疑者をつけていた。

誰かにつけられている気がして、遠回りして帰った。

10荷物などを積み載せる。また、人に元気や勢いを与える(「元気をつける」「勢いをつける」など)。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

出発前に荷を馬につけた。

栄養のあるものを食べて体力をつけよう。

11ある物事や人に注目して見張る・ねらいを定める。「目をつける」の形でよく使う。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

スカウトはその若い選手に目をつけていた。

泥棒は留守がちな家に目をつけるものだ。

12話や物事に決着・折り合いをつけ、関係や合意を成立させる。「折り合いをつける」「話をつける」「けりをつける」など。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

両者は粘り強い交渉の末、折り合いをつけた。

この問題は今日中にけりをつけたい。

13電気・明かり・テレビなどのスイッチを入れて働かせる。火を「点ける」意味では「点ける」とも書く(同音の別項目あり)。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

暗くなってきたので部屋の電気をつけた。

朝起きたらまずテレビをつける習慣がある。

寝る前に明かりをつけっぱなしにしないで。

14植物が花や実をつける。開花したり結実したりすること。

一段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

この木は毎年たくさんの実をつける。

丁寧に世話をすれば、来春には花をつけるだろう。

15(接尾辞的に)動詞の連用形(-masu形の語幹)について、その動作を激しく・強く行う意味を加える。例:怒鳴りつける、叱りつける、押さえつける。

接尾辞一段動詞通常仮名だけで書く

例文

彼は酔って店員を怒鳴りつけた。

暴れる犯人を数人で押さえつけた。

16(接尾辞的に)動詞の連用形について、その行為に慣れている・し慣れているという意味を表す。例:行きつけ、見慣れ、飲みつける。

接尾辞一段動詞通常仮名だけで書く

例文

ここは私の行きつけの店だ。

見慣れない人が家の前に立っていた。

単語の関係

派生語