きり

他の表記: 切り, 限り, , , キリ
JLPT:N1
頻度:
1

物事の終わりや区切り。続けるのをやめる点や終点を指す(ふつう仮名で書く)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

ここで話は切りにしましょう。

会議はこれで切りだ。

次の駅が終点だから、ここで切りにしよう。

2

限度や境界。数量や期間などの区切り(「〜切り/〜切れ」の形で使われることが多い)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

この商品の価格は一万円切りになった。

申込は期限切りで受け付けます。

予算が限りあるので、出費はここで切りにしよう。

3

金融(先物取引)で、受け渡しの期日。先物契約の決済日を指す専門用語。

名詞金融

例文

この先物は9月切りだ。

4

能・浄瑠璃・歌舞伎などで、幕の最後に演じられる演目やその締めくくり(舞台用語)。

名詞

例文

今日の公演は『切り』で大団円を迎えた。

5

切り札、決め手となる最後の一手や手段を指すことがある(口語で縮めて『切り』と言うことがある)。

名詞

例文

彼は最後まで切りを見せなかった。

6

カードゲーム(めくりかるた・うんすんかるたなど)での『王』に相当する役、キングを指す用語(カード用語)。

名詞カードゲーム

例文

この手札ではキリが最も強い役だ。

7

厚く切った一切れを数えるための助数詞(特に魚や肉の切り身に対して使う)。

助数詞

例文

このブロック肉を三切りにして保存した。

8

(助詞的)だけ・のみの意味。『一度きり』『それきり』のように使われ、『っきり/ぎり』と発音されることもある。ふつうかなで書かれる。

助詞通常仮名だけで書く

例文

一度きりの人生を大切に生きたい。

彼とはそれっきり連絡を取っていない。

今日はここきりにしておきましょう。

9

(助詞的)『〜してからずっと〜ない』の意味で、一度あることが起きてそのまま変化がない状態を表す(否定の文で用いられることが多い)。

助詞通常仮名だけで書く

例文

彼は家を出たきり、まだ戻ってこない。

その事件を知ってから、彼女は話さないきりだ。

子どもが生まれてきり、自由な時間がなくなった。

10

(助詞的)ある状態が続いていることを表す(『〜っきり』の形で使われることが多い)。「そのままの状態で残っている」というニュアンス。

助詞通常仮名だけで書く

例文

窓が開けっきりになっているから寒い。

彼はこのごろ部屋に引きこもりっきりだ。

電源を切りっぱなしにしておくと故障の原因になる。

11

囲碁用語で『キリ』。相手の連絡を断つ手筋を指す専門用語(通常カタカナ表記)。

名詞囲碁通常仮名だけで書く

例文

相手の連絡を断つキリの手を打った。

単語の関係

類義語
対義語
派生語