回す

まわす
他の表記: 廻す
JLPT:N3
頻度:

1物を軸や中心のまわりで回すこと。ねじる・回転させる動作。

五段動詞他動詞

例文

時計の針を指で回して時間を合わせた。

ドアノブを左に回すと開きます。

ハンドルを強く回して車の向きを変えた。

2同じ物や情報を人の間で順番に渡すこと。回覧・配布すること。

五段動詞他動詞

例文

会議の資料を全員に回しておいてください。

ケーキをお皿に切って順に回した。

そのメールは既にチーム内で回っている。

3人や物を必要な場所や担当者に移す・送り出すこと。回覧や転送、配置替えなど広く使う。

五段動詞他動詞

例文

その書類は経理部に回しておきます。

この客はサービス担当に回してください。

社長が問題を私に回してきた。

4物や資源を別の用途に振り向けること。用途を変更して使うこと。

五段動詞他動詞

例文

予算を研究開発からマーケティングに回すことにした。

空き部屋を倉庫として回す予定だ。

5機械や器具を動かすためにスイッチやダイヤルなどを操作して動かす、始動させること。『洗濯機を回す』のように使う。

五段動詞他動詞

例文

洗濯機を回してから買い物に行った。

古いバイクはキーを回してエンジンをかけるタイプだ。

6人をある立場や状況に置くこと、ある立場に『回す』表現で使う。また『敵に回す』のように、相手を敵対させる意味でも使う。

五段動詞他動詞

例文

次のプロジェクトで佐藤さんを責任者に回す予定だ。

あの人を敵に回すと面倒だよ。

7他の動詞のます形の語幹に付いて、動作をあちこちで行う・徹底して行う・繰り返して行うことを表す助動詞的な用法(例:探し回す、走り回す)。

助動詞五段動詞

例文

鍵をなくして町中を探し回ったが見つからなかった。

子どもたちは庭を走り回って遊んでいる。

彼は情報をネットで調べ回して証拠を集めた。

8物やものごとをあるものではさむ・取り囲むように配置すること。〜で〜を回すの形で使われることが多い。

五段動詞他動詞

例文

庭を白い柵でぐるっと回した。

行列は警備員に回されてステージを取り囲んだ。

9腕や手を相手の腰などの周りに回して抱く、または手が届く範囲に回すこと。

五段動詞他動詞

例文

彼は彼女の腰に腕を回して歩いた。

コートの上から友達の肩に腕を回した。

10資金やお金を運用・投資する、あるいは貸し回す(資金を別の場所や事業に回す意味に近い)。

五段動詞他動詞

例文

彼は余剰資金を株式に回した。

会社は新規事業に多くの資金を回している。

11(ダイヤル式の電話の)ダイヤルを回す、すなわち番号を回してかけること。古い電話機に使われる表現。

五段動詞他動詞

例文

祖父は黒電話のダイヤルを回して番号を合わせた。

12複数の者で一人の被害者に対して強姦を行うこと(『輪姦する』と同義)。暴力的・犯罪的な意味合いがある。

五段動詞他動詞

例文

その事件では複数の容疑者が被害者を輪姦したと報じられた。

13店や会社などを切り盛りして運営すること。人手や資源を回して業務を維持する意味。

五段動詞他動詞

例文

一人でこの小さな店を回すのは大変だ。

彼女は上手にチームを回してプロジェクトを成功させた。

このホテルは24時間体制でフロアを回している。

単語の関係

派生語