物事の外側や形式ではなく、本質的・中核的な部分。実際に中身として存在する性質や内容。
この会議の実質は予算削減についての議論だった。
見かけよりも実質が大事だ。
彼の説明は長かったが、実質は一言で言える内容だった。
名目や形式ではなく、実際の量や効果・状態(例:実質金利)。「実際上の〜」「実質的な〜」という意味で使われることが多い。
実質金利は名目金利からインフレ率を差し引いて計算する。
給与は名目上増えたが、実質ではほとんど変わらない。
その制度は見た目は違うが、実質的には同じ効果がある。
副詞的に用いられ、『実際には』『事実上』という意味で、ある事柄の実質的な状態を示す。
会員数は50名と発表されたが、実質参加者は30名ほどだった。
彼は形式上は社長だが、実質は会社を動かしているのは副社長だ。
この変更で、実質何も変わらないだろう。
解剖学で用いられる語で、『実質』は臓器の細胞組織(実質組織)を指す。例:肝実質。
肝臓の実質(肝実質)は代謝や解毒の主要な役割を担っている。