物や力が何かにぶつかること。打撃や投射物が目標や対象に当たること。
ボールが窓に当たって、ガラスが割れた。
彼の拳が相手の胸に当たった。
矢が的に当たった。
触れている、接触している状態。あるものが他のものに接して付いていること。
テーブルの角にひじが当たって痛い。
カーテンが窓に当たって風で揺れている。
ある事柄や規定が別の事柄に該当する、当てはまること(多く「〜に当たる」の形で使う)。
その行為は法律では犯罪に当たる。
この制度は欧米での規則に当たる部分が多い。
この言葉は辞書では『古い』に当たる説明がある。
予想や批評などが的中する、ぴったり当たること。言い当てる・当を得るニュアンス。
君の予想は見事に当たったね。
彼の批評はいつも鋭く、今回は特に当たっていた。
この占いは当たっている気がする。
抽選などで選ばれること、賞や当たりが出ること。くじに当たるなどの意味。
宝くじで十万円が当たった。
抽選で無料チケットが当たったので行ってきた。
今回は残念ながら外れて、誰も当たらなかった。
事業・作品などが人々に受け入れられ、成功すること。流行やヒットを指す。
新製品が市場で当たって、売り上げが伸びた。
彼の映画は評判になり、シリーズ化して当たった。
今回の企画が当たれば会社にとって大きな利益になる。
(対戦・交渉などで)向き合う、相手になること。対戦相手や担当になる・ぶつかるニュアンス。
次の試合で強豪チームに当たることになった。
面接で厳しい質問に当たって、うまく答えられなかった。
その仕事は彼が当たるべきだと上司が決めた。
位置や方向がある方角にある、またはそう見なされること(〜に当たるの構文で使われることが多い)。
この町は県の北部に当たる。
その島は日本の領海に当たると主張された。
仕事や役割などがある人に割り当てられる、または引き受けること。
今月の会議の司会は私に当たった。
この仕事は彼に当たると思う。
食中毒や熱中症など、病気や不調にかかる・見舞われること(被害や不快な状態に当たる)。
昨日の寿司で食中毒に当たったらしい。
長時間外にいて熱中症に当たって倒れた。
(授業などで)順番で指名される、当番として呼ばれること。先生に指名されて答える場面など。
授業中に突然当たって、答えられなかった。
今日は私が当たったので、準備して発表した。
感情をぶつけるように他人に当たる、特に強く当たり散らす・八つ当たりすること。
彼は上司に怒られて、帰ってから家族に当たった。
疲れているときは人に当たらないように気をつけている。
(〜するには)必要がない、適当でないという意味で『〜するには当たらない』などの形で使う、重大でないことを示す語。
そこまで心配するには当たらないよ。
彼の謝罪は受けるに当たらないと断った。
野球などで打撃が好調であること、打席でよく当たっている状態を指す(多く『当たっている』)。
最近彼は打率が高くて、当たっているね。
釣りで魚に餌を咥えられる・アタリを感じること。魚の当たりがある状態。
今日は全然当たらない。魚の気配がないよ。
果物や食品などがぶつかって傷つく、傷んでいる状態になること。
箱の中のリンゴが当たって、いくつか傷んでいた。
資料や情報などを当たって調べる、あたって確かめる・突き止めるという意味(文献調査などで使う)。
判例に当たって事実関係を確かめた。
まず資料に当たって、前例を調べてください。
(稀・方言)刃や道具を当てて剃る・削るという意味(一般的には『当てる』の用法に近い)。
床屋で顔に当たってきれいに剃ってもらった。
ある人が別の人物と親族や関係の点で当てはまること(〜の〜に当たるの形で用いる)。
彼は私の母の弟に当たる。
この役職は会社で副社長に当たるポジションだ。