1気づかれないように動くこと。こっそりと行動すること(「忍び足」などで使う)。
忍びのように忍び足で廊下を渡った。
夜中に忍びで庭に入るのは危険だ。
彼女は忍びの技を身につけていると噂されている。
2身分や目的を隠して旅をすること。変装や潜入をしている状態を指す(略語的用法)。
大名は世間の様子を見るために忍びで町を巡った。
彼は忍びで国外に出ることにした。
忍びとして旅をしていた若者に出会った。
3忍術(にんじゅつ)や密かな術技のことを指すことがある(略して『忍び』と呼ぶ場合)。
寺で忍びの術を教わる場面があった。
古文書に忍びの術についての記述が残っている。
4忍者や隠密の人を指す語。歴史的・物語上の用法で使われることが多い。
彼は昔、忍びだったという伝説が残る。
忍びの者が城の外で待機している。
5こっそり物を盗むこと、またはそうする人(忍び盗人)。やや古風な表現。
市場で忍びに財布を盗まれた。
夜中に忍びが入って茶碗を持ち去ったという話だ。
6我慢や忍耐の意味を表すことがある(『忍び』としての忍耐)。
彼にはまだ忍びが足りないと周囲は言った。
長年の修行で忍びを養った。