コートや絵などを壁やフックにぶら下げること。掛けて飾ったり吊るしたりする動作。
コートは玄関のフックに掛けてください。
壁に新しい絵を掛けた。
風で旗が高く掛けられた。
毛布や布を上からかぶせる、覆う、敷くといった動作。上に置いて覆うこと。
赤ちゃんに毛布を掛けてあげた。
テーブルにクロスを掛ける。
眼鏡やネックレスなど身につける(装着する)こと。身に付ける行為。
彼は眼鏡を掛けて本を読んでいる。
母はいつも祖母の形見のネックレスを掛けている。
電話をかけるなど、通話を始めること。相手に連絡する目的で呼びかける行為。
彼女に今すぐ電話を掛けてみるよ。
国際電話を掛けるには番号の前に国番号を付けます。
時間やお金などを費やす、使うこと。努力やコストを掛けるという意味も含む。
このプロジェクトには多くの時間を掛けた。
成功するためにお金を掛ける価値はあるか?
彼は料理に手間を掛けるタイプだ。
液体や粉などを上からかける、振りかける、注ぐこと。水や調味料を掛ける行為。
サラダにオリーブオイルを掛けて食べる。
焼き魚に醤油を少し掛けると美味しい。
機械や装置を動かす、スイッチを入れる、セットする、再生するなどの操作をすること。
エンジンに火を掛けてから出発した。
CDを掛けてあの曲を一緒に聴こう。
目覚まし時計を掛けておいたので時間通りに起きられた。
相手に迷惑や負担を与えること。誰かに手間や問題を生じさせる行為。
ご迷惑を掛けて申し訳ありませんでした。
引越しの手伝いをお願いして人に掛けるのは心苦しい。
数学で、数に別の数を掛ける(乗算する)こと。掛け算の動作。
三に四を掛けると十二になる。
鍵や錠を使って戸や箱などを施錠すること。安全のために閉める行為。
出かける前に必ずドアに鍵を掛けてください。
自転車にチェーンを掛けて盗難を防いだ。
腰を掛けるのように、座ること。あるいは物を何かの上に置いて支えること(休ませる)。
ベンチに腰を掛けて休もう。
荷物を机の上に掛けておいてください。
物を結びつける、つなぐこと。束ねたり固定したりする行為(古い用法や別表記繋けるあり)。
荷物をロープで掛けて固定した。
賭け事を行う、金や物をかけて勝負すること。リスクを取って結果に賭ける行為。
試合に百ドルを掛けた。
彼は全財産を株に掛けた。
魔法や麻酔など、効果を人や物に及ぼす、作用をかけること。
医者は手術の前に麻酔を掛けた。
演劇や祭りなどの催しを主催・開催すること。または上演・公演すること。
市は毎年夏祭りを掛けている。
同情や希望などの感情を抱き続けること。ある感情を持ち続ける/かける。
彼女は彼に期待を掛けている。
親は子供に大きな期待を掛けてはいけない。
裁判に掛けるなど、法廷で争わせる、会議で審議する、意見を述べるために提出すること。
その問題は裁判に掛けられることになった。
さらに増やす、ある値や量を上に掛けることで増加させること(程度を高める)。
価格にさらに税金を掛けると高くなる。
罠や仕掛けで捕らえること。相手をかける(罠に掛ける)という意味。
猟師は罠を掛けて獲物を待った。
物を上に置く、台の上などに載せること。ある位置にセットする動作。
箱をテーブルの上に掛けておくと邪魔になる。
簡易な建物や仮設の構造物を立てる、組み立てること(臨時に掛ける)。
野外でテントを掛けて一夜を過ごした。
保険を掛けるのように、保険契約を結んで対象を保障すること。保険をかける行為。
車に十分な保険を掛けておいたほうがいい。
言葉遊びとして語の意味や音を利用して掛詞(しゃれ)をすること。ダブルミーニングを使う表現。
俳句で掛詞を掛けて味わいを出すことがある。
動詞の連用形の後に付いて『〜し始めているがまだ終わっていない』という状態を表す接尾語(例:話し掛ける→話しかけるの別義)。
彼は話し掛けようとしたがやめた。
病気は治り掛けだ。油断は禁物だ。
動詞の連用形の後に付いて『誰かに向かって行う』という意味を付加する接尾語(話し掛ける=誰かに話す)。
子供に優しく話し掛けてあげてください。
質問がある人は手を挙げて先生に聞き掛けてください。