もの
他の読み方: もん, モノ
JLPT:N5
頻度:

1具体的な物体や品物。手に触れられるものや持ち運べるものを指す一般的な語。

名詞

例文

彼は古い物を集めるのが趣味だ。

机の上に不思議な物が置いてあった。

これは壊れやすい物だから、気をつけて運んでください。

2自分の所有物や所持品。「〜のもの」の形で「〜に属するもの」を表すことが多い。

名詞

例文

これは私の物です。勝手に触らないでください。

旅行の前に、忘れ物がないか自分の物を確認した。

その本は彼の物ではなく、図書館の物だった。

3漠然とした「ものごと」や「何か」を指す語。「何か」「何でも」「何も」などと結びついて使われることが多い。

名詞

例文

何か良い物はないかな。プレゼントに使いたいんだ。

世の中には不思議な物がたくさんある。

物は考え方次第で、見方を変えれば役に立つこともある。

4質、出来や価値の高さを表す語。「物がある」などの形で使われることが多い。

名詞

例文

彼の演奏は格が違う。やはり物があるね。

この時計は安物とは違って、物がいい。

5世の中の道理や当然そうあるべきことを指す語。「〜ものだ」の形で「当然〜だ」「世の習いだ」の意味になることが多い。

名詞

例文

人生は思い通りにならないものだ。

人は年を取れば、考え方も変わるものだ。

6感情や判断を強調したり、過去の習慣や一般的な傾向を表す文末表現として使われる語(通常はかなで書き、「〜ものだ」「〜ものではない」の形で用いる)。

名詞通常仮名だけで書く

例文

子どものころはよく近所で遊んだものだ。

そんな乱暴な言い方をするものではない。

努力すれば道は開けるものだ。

7接尾辞として、あるジャンルや種類に属する作品・品目を表す語(例:学園もの=学園を題材にした作品)。通常かなで書かれる。

接尾辞的名詞通常仮名だけで書く

例文

学園もののアニメは若者に人気がある。

最近は時代劇ものの映画がまた注目されている。

8接尾辞として「〜の原因となるもの」の意味で使われ、「困り物」「厄介物」のように厄介な性質を表す語を作る(やや口語的)。

接尾辞的名詞

例文

この古い机は場所を取るばかりで、今ではすっかり困り物だ。

9接頭語的に使われて「なんとなく〜だ」「少し〜だ」という程度を表す(例:もの寂しい=どことなく寂しい)。

接頭辞

例文

秋の夕方は、何となくもの寂しい気分になる。

10接頭語的に使われて「本当に〜だ」「珍しく〜だ」という強調の意味を帯びることがある(例:物珍しい=非常に珍しい)。

接頭辞

例文

初めて見る機械に、みんな物珍しそうに集まってきた。

単語の関係

類義語