1地上の上に広がる大気の空間。青空や雲、星などが見える場所を指す。
空に大きな虹がかかっていた。
星がきれいに見える夜は空を見上げたくなる。
飛行機が真っ青な空を飛んでいく。
2空模様、つまり天候の様子を指す言い方。「怪しい空」のように使われる。
空が怪しくなってきたので、傘を持って出かけた。
3遥か遠い場所、彼方を指す古い言い方。和歌などの古典文学に見られる用法で、現代の会話ではほとんど使われない。
4「〜空もない」の形で、そうする余裕や気持ちの余地さえないことを表す。
忙しくて休む空もない一週間だった。
5「空で」の形で、書いたものを見ずに記憶だけで言えること。暗記している、暗唱できるという意味。
その詩なら空で言えるくらい何度も読んだ。
彼女は取引先の電話番号を全部空で覚えている。
6虚偽、うそを意味する古い用法。現代語では「嘘」「虚偽」が使われ、この意味での「空」は使われない。
7形容詞の前について、はっきりした理由もなく『なんとなく〜だ』という漠然とした感覚を添える接頭語的用法。「空恐ろしい」などに残る。
静まり返った夜道を歩くと空恐ろしい気持ちになる。
8名詞や動詞の前について、うわべだけの、うその、という意味を加える接頭語的用法。「空世辞」「空涙」などに残る。
彼女は上司の前で空涙を流して見せた。