1物の表面に見える色合い。赤・青・緑などの区別に使う語。
このシャツの色が褪せてきた。
壁の色を明るいブルーに塗り替えた。
絵の具を混ぜて微妙な色を作る。
2肌や顔つきに表れる色合い。顔の調子・健康状態を表すこともある(「顔色」と同様の用法)。
最近、彼は顔の色がよくないようだ。
日焼けで肌の色が濃くなった。
風邪をひいてから、彼女の色が悪くなった。
3顔つきや表情に現れる様子。人の表情や顔の雰囲気を表す語。
彼の顔には困惑の色が浮かんでいて、何か隠しているようだった。
試験の結果を見て、母の顔に喜びの色が浮かんだ。
面接官の顔にわずかに疑いの色が見えた。
4物事の外見や雰囲気、受ける印象。場の感じや色合いが加わることを表す。
彼女の存在がパーティーに華やかな色を添えた。
その会議には政治的な色が強く出ていた。
彼のスピーチには宗教的な色があった。
5人や物の持つ特色・個性。作品や文章などに表れる独特の味わい。
彼の文章には独特の色があって読みやすい。
この町には昔ながらの色が残っている。
彼女の話し方には大人びた色が感じられる。
6声などに現れる調子や雰囲気。声のニュアンスや感情の表れなど。
彼の声には隠しきれない怒りの色があった。
母の声に安堵の色が滲んでいた。
7肉体的・性的な欲望や恋愛関係に関すること。色欲や情事を指す語(やや文語的・婉曲な表現)。
彼は色に溺れて家庭を壊してしまった。
昔話には色にまつわる事件が多い。
8愛人や情人。恋愛・情事の相手を指す語(やや古い・婉曲な言い方)。
噂では彼には色がいると言われている。
その俳優は色との関係でスキャンダルになった。
9魅力や色気、肉体的な美しさ。人やものの性的な魅力を表す語(例:色気、色っぽい)。
舞台の照明が彼女に一層の色を与えた。
年齢を重ねても色気のある人は多い。
10種類・タイプ。色違いのバリエーションという形で「種類」の意味合いを持つ(「種」と同義で使われることがある)。
そのノートには色違いが五つある。