被る

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かぶる
他の読み方: かむる
他の表記: 冠る
JLPT:N3
頻度:

1頭や顔に何かを乗せる・かぶること。帽子やフード、王冠などを頭に着ける動作。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

毎朝、帽子を被って学校へ行きます。

式典で彼は王冠を被った。

風が強いからフードを被ったほうがいいよ。

2(何かが)表面を覆う、あるいは液体や汚れなどを体や物の上にかぶせられること。雪やほこりに覆われる、はねてかかるなど。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

山は昨夜の雪で白く被っている。

作業中に塗料が服に被ってしまった。

車が泥に被っていて、洗わないと分からないほどだ。

3(責任・負債・非難などを)引き受ける、負うこと。他人の過ちや責任を自分が受ける場合にも使われる。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

部長が会社の不祥事の責任を被った。

私はその失敗の罪を被るつもりはない。

彼は同僚のミスを被って昇進した。

4色や音、役割などが互いに重なること。重複してしまうという意味で使われる。

五段動詞他動詞

例文

二人の声が同時に出て音が被って聞こえた。

このシャツとそのジャケットは色が被っているから、別の色にしよう。

5性質や内容が似ていて重複すること。機能や担当が重なって無駄になる場合にも使う。

五段動詞他動詞

例文

二つの部署の仕事が被っているので、どちらかを整理したほうがいい。

その二つの表現は意味が被っていて、どちらを使っても同じだ。

6フィルムや写真が光や薬品の影響で白っぽくなり、コントラストが失われること(フィルム用語)。

五段動詞自動詞

例文

古いネガは保管状態が悪くて被ってしまった。

7(古い用法)芝居などが終わる、閉幕することを指す古語的表現。

五段動詞自動詞

例文

記録によれば、その興行は三日目に被ってしまった(古記録の表現)。

8(古い用法)芝居などが満員になること、完売することを指す古語的表現。

五段動詞自動詞

例文

当時の新聞には『夜の座は被り』とあり、満員になったことを伝えている(古表現)。

9(古語)しくじる、失敗すること。※古い文献や慣用表現で見られる意味。

五段動詞自動詞古語

例文

古文には、役者が毛氈を被る(失敗する)という表現が見られる。

10(古語)だまされること。現代ではほとんど使われない表現。

五段動詞自動詞古語

例文

古記録では、無知な者が人に被り金を失ったと書かれている(古語的表現)。

単語の関係

対義語
派生語