1鳥・飛行機・虫などが空中を移動する。この意味では普通「飛ぶ」と書く。
鳥が青い空を気持ちよさそうに飛んでいる。
東京から大阪まで飛行機で飛ぶと一時間ぐらいだ。
公園で子どもたちが紙飛行機を飛ばして遊んでいた。
夏になると、夜にたくさんの虫が明かりに向かって飛んでくる。
2地面を強く蹴って体を空中に上げる。跳躍する。人や動物が跳ねる場合は「跳ぶ」とも書く。
彼は溝を一気に跳んで向こう側へ渡った。
猫が驚いて高く跳び上がった。
選手は助走をつけて思いきり遠くへ跳んだ。
うれしさのあまり、その場で跳んで喜んだ。
3液体や粒、火花などが勢いよくはねて散る。
フライパンの油がはねて、シャツに飛んでしまった。
溶接の火花が四方に飛んでいて危ない。
雨の日に車が通ると、泥水が歩道まで飛んでくる。
4非常に急いで行く。多く「飛ぶように」「飛んで行く/来る」の形で使う。
知らせを聞いて、彼女は病院まで飛んで行った。
呼ばれたらすぐに飛んで来てくれて助かったよ。
5その場から急に逃げ去る。姿をくらます。
犯人は警察が来る前にどこかへ飛んでしまった。
借金を抱えたまま、彼は夜のうちに町を飛んだらしい。
6色・記憶・データなどが消えてなくなる。薄れて見えなくなる。
保存する前にパソコンが落ちて、データが全部飛んでしまった。
強い光のせいで、写真の白い部分が飛んでいる。
緊張で、話そうとしていたことが頭から飛んでしまった。
7部品などが外れて取れる、または電気のヒューズ・ブレーカーが切れる。
電子レンジとドライヤーを同時に使ったら、ブレーカーが飛んだ。
ボタンが一つ飛んでいるので、後で付け直さないといけない。
8指示・注文・うわさ・やじなどが、その場で勢いよく発せられたり広まったりする。
店長から「急いで!」という指示が次々に飛んだ。
発表の最中、客席からするどい質問が飛んだ。
9パンチ・蹴り・物などが勢いよくこちらに向かってくる。
よけきれずに、相手のパンチが顔に飛んできた。
観客席からビンや物が飛んできて、試合が一時中断した。
10ページや手順などが抜け落ちる、または話が急に別の所へ移って間が抜ける。
この資料、3ページから6ページに飛んでいて、間が抜けている。
彼の話はあちこちに飛ぶので、要点がつかみにくい。