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JLPT N2故事

雪の女王冰雪女王

アンデルセンによる、愛と勇気の冒険物語。安徒生關於愛與勇氣的冒險故事。

ある町に、カイとゲルダという仲の良い幼馴染が住んでいた。二人は兄妹のようにいつも一緒に遊んでいたが、ある日恐ろしい出来事が起きた。悪魔が作った鏡が誤って割れ、その破片が何億という小さな見えないチリとなって世界中に散らばったのである。その欠片の一つが、不幸にもカイの目と心臓に刺さってしまった。それ以来、優しい少年だったカイは、冷酷で残酷な性格に変わり果てるほかなかった。

在某個小鎮上,住著凱和格爾達這對要好的青梅竹馬。 兩人像親兄妹一樣總是形影不離,但有一天,發生了一件恐怖的事情。 惡魔製造的一面鏡子不慎破碎,碎片化作數以億計肉眼看不見的塵埃撒向全世界。 不幸的是,其中一片刺入了凱的眼睛和心臟。 從此以後,凱由一個溫柔的少年變得冷酷殘暴。

冬がやってきたある日、カイが広場で遊んでいるかと思うと、突然現れた白い大きなそりに乗せられ、どこかへ連れ去られてしまった。そのそりに乗っていたのは、恐ろしい雪の女王であった。誰もがカイは死んだのだと思ったものの、ゲルダだけは「たとえ命を賭けてでも、必ずカイを見つけ出してみせる」と固く決意した。そして春が来ると、彼女はたった一人で長い旅に出たのである。

冬天裡的某一天,正當凱在廣場玩耍時,他突然被帶上了一架憑空出現的白色大雪橇帶走了。 雪橇上坐著的,正是那恐怖的雪之女王。 儘管大家都以為凱已經不在人世了,唯獨格爾達堅信並立誓:「哪怕拼上性命,我也一定要找到凱。 」於是,在春天到來之際,她獨自一人踏上了漫長的旅途。

ゲルダの旅路は決して平坦なものではなかった。魔法使いのお婆さんに引き留められたり、山賊の娘に捕まったりと、数々の苦難に見舞われたのだ。しかし、彼女のカイを思う純粋な心に打たれ、カラスをはじめとして多くの人間や動物たちが彼女の助けとなってくれた。彼らが教えてくれた情報を頼りに、ゲルダはついに北の果てにある雪の女王の冷たい氷の宮殿へとたどり着くことができたのである。

格爾達的旅途絕非坦途。 她遭遇了重重磨難,不僅被魔法師老奶奶留難,還被強盜的女兒抓獲。 然而,她思念凱的那顆純真之心打動了烏鴉以及許多人和動物,他們紛紛向她伸出援手。 憑藉他們提供的線索,格爾達歷經艱辛,終於抵達了位於北方盡頭、屬於雪之女王的那座陰冷的冰之宮殿。

宮殿の中では、心まで完全に凍りついたカイが、冷たい氷のパズルを黙々と組み立てていた。ゲルダはカイを見つけるや否や、喜びのあまり泣きながら彼に抱きついた。彼女の温かい涙がカイの胸に落ちると、心臓に刺さっていた悪魔の鏡の欠片が溶けて流れ出した。「ゲルダ、こんな冷たい場所で今まで何をしていたんだい?」カイは正気を取り戻し、二人は再会の喜びに共に涙を流した。

宮殿裡,心臟已完全凍結的凱正默默地拼湊著冰冷的冰塊拼圖。 格爾達見到凱後,驚喜交加地哭著抱住了他。 當她溫熱的淚水滴落在凱的胸膛時,刺入凱心臟的惡魔鏡子碎片隨之融化流出。 「格爾達,你怎麼會在這種冰冷的地方? 」凱恢復了神志,兩人為重逢的喜悅相擁而泣。

ようやく雪の女王の呪縛から解放された二人は、氷の宮殿を後にして、故郷へと続く長い道のりを歩き始めた。苦難の末に懐かしい町へ帰り着いた時、彼らは自分たちがすでに立派な大人へと成長しつつあることに気がついた。悪魔の鏡が引き起こした恐ろしい事件は、今となっては遠い昔の夢にすぎない。幼い頃と変わらぬ深い愛情を胸に抱きながら、カイとゲルダはその後も幸せに暮らしたということだ。

終於從雪之女王的詛咒中解脫出來的兩人離開了冰之宮殿,踏上了返回故鄉的長路。 當歷經苦難回到魂牽夢繞的小鎮時,他們發現自己都已長成了出色的大人。 惡魔鏡子引發的那場恐怖事件,如今已如遠久的夢境一般。 懷揣著兒時那份純真的愛意,凱和格爾達從此過上了幸福的生活。