むかしむかし、中国の花果山という山の頂に、天と地の気を吸い続けた一つの巨大な石がありました。ある日、その石が突然割れ、中から一匹の不思議な猿が飛び出してきたのです。

很久很久以前,在中國一座名為花果山的山頂上,有一塊千百年來吸收天地靈氣的巨石。 有一天,那塊石頭突然裂開,從中蹦出了一隻不可思議的猴子。

並外れた力と知恵を持ったこの猿は、他の猿たちから王として認められ、自ら孫悟空と名乗るようになりました。仲間たちと果物を食べ、滝の裏に隠れた洞窟を住みかにして、自由気ままに暮らしていたのです。

這隻猴子擁有非凡的力量與智慧,被群猴擁戴為王,自稱孫悟空。 他和同伴們以野果為食,在瀑布後隱蔽的洞穴裡安家,過著無拘無束的日子。

しかし、孫悟空はやがて「どうせ百年経てば、自分も死んでしまう」と気づきました。不老不死の術を学ぶため、はるか遠くにある仙人の山へ、何年もかけてたどり着いたのです。

可是有一天,孫悟空忽然意識到:「再過一百年,連自己也終將死去。 」為了學到長生不老的法術,他花了好幾年的工夫,遠涉千山萬水,最後才到達了那位仙人所在的山。

仙人のもとで、孫悟空はさまざまな魔法を授かりました。なかでも、雲を呼んで瞬時に十万里を飛ぶ筋斗雲と、姿を七十二通りに変える術は、彼の自慢の力となりました。

在仙人門下,孫悟空學到了各種各樣的法術。 其中,能召喚雲朵瞬間飛越十萬里的「筋斗雲」,以及把自己變成七十二種模樣的本事,成了他最得意的看家本領。

修行を終えた孫悟空は、海底にある竜王の宮殿へ乗り込み、無理やり巨大な金棒如意棒を借り受けて出てきました。さらに、地獄の閻魔様のもとへ押しかけ、自分の名前を死の帳簿から消してしまったのです。

修行結束後的孫悟空闖進了海底的龍宮,強行把那根巨大的金箍棒「如意棒」借了出來。 他又跑到地府,到閻王面前,把自己的名字從生死簿上一筆勾消。

驚いた天界の神々は、孫悟空を罰するかわりに馬の世話係として雇い、おだてて天界へ呼び寄せました。ところが、自分の役職が低いと知った孫悟空はかっとなり、「斉天大聖」と名乗って、桃源の不老不死の桃を食べ、仙薬まで飲んでしまいました。

嚇了一跳的天庭眾神,不但沒有責罰他,反而把他請上天庭,讓他當個養馬的小官,以為這樣能夠安撫他。 哪知孫悟空一發現自己官職低微,立刻火冒三丈,自封為「齊天大聖」,跑到蟠桃園把長生不老的仙桃統統吃光,連仙丹也喝了個乾淨。