ある森に、お母さんやぎと七匹の子やぎが住んでいました。ある日、お母さんは森へ食べ物を探しに行く前に言いました。「誰が来ても、絶対にドアを開けてはいけませんよ。」
しばらくして、悪い狼が来ました。「お母さんですよ。開けてください」と狼は言いました。でも、声がとても低かったので、子やぎたちは「お母さんの声じゃない」と言って開けませんでした。
狼はチョークを食べて声を高くしました。そして、また来ました。「お母さんですよ。」でも、窓から見えた足が黒かったので、子やぎたちはまたドアを開けませんでした。
次に、狼はパン屋で足に白い粉を塗ってもらいました。子やぎたちは白い足を見て、「本当にお母さんだ」と思って、ドアを開けてしまいました。
狼は家に入って、子やぎたちをどんどん食べてしまいました。一番小さい子やぎだけは、時計の中に隠れて助かりました。
お母さんが帰ってきて、泣きながら狼を探しに行きました。狼は木の下で寝ていました。お母さんは狼のお腹をハサミで切って、六匹の子やぎを助けました。
代わりに狼のお腹に石をたくさん入れて、糸で縫いました。狼が起きて川の水を飲もうとした時、重い石のせいで川に落ちて死んでしまいました。