物や金、知らせなどを相手から受け取ること。受領するという意味で日常によく使われる。
荷物は私が玄関で受けることになっている。
彼は賞金を受けて喜んだ。
メールを受けたらすぐに返事してください。
ボールなどを手や道具で受け止める、キャッチすること。
キャッチャーが高く上がったフライをうまく受けた。
ボールを受けるときはよく目で追ってから手を出す。
風や波、日光などがある物に当たる・影響を与えること。「〜を受ける」の形で使う。
この家は海に面していて強い波を受けることがある。
南向きの窓は午前中にたくさんの日光を受ける。
損害や打撃を受ける、損失をこうむる、あるいは影響・感化を受ける(被害や影響を被る)という意味。
台風で多くの家屋が被害を受けた。
その企業は不正発覚で信用を受け、株価が下がった。
彼女は両親の影響を受けて絵を描くようになった。
手術を受ける、試験を受ける、挑戦を受けるなど、ある行為や処置を受ける・受け入れること。
彼は明日、盲腸の手術を受ける予定だ。
来月、日本語能力試験を受けるつもりです。
彼はその挑戦を快く受けた。
命や才能、恩恵などが誰かに与えられる・授かるという意味(文学的・古風な用法や「享ける」の表記が見られる)。
彼は祖父から勇気を受けて育ったと言われる。
古い祝辞には『恩恵を享ける』という表現が見られる。
(口語)面白い・受けると感じる。笑いを取る・ウケる(若者言葉でよくカタカナのウケるを使う)。
そのギャグ、めっちゃウケたよ!
彼の天然ボケはクラスでいつもウケる。
投稿した動画が思っていたよりウケて驚いた。
伝統・家系・地位などを受け継ぐ、後を継ぐ・続くという意味(『王位を受ける』などの用法)。
彼は父の後を受けて会社の社長になった。
王位を受けた若い国王は改革を進めた。
ある方角(南・東など)に面している・向いているという意味で使われることがある(建築・方位の表現)。
この家は南を受けるように設計されているので日当たりがいい。
窓が南の景色を受けるため、冬でも暖かい。
言語学で、ある語句が修飾を受ける(他の語によって意味が限定される)という用法。例:名詞が形容詞を受ける。
この名詞句は形容詞を受けることで意味が特定される。
動詞がどの助詞を受けるかで文の解釈が変わる。
質屋などで、預けた品を料金を払って取り戻すこと(古い・専門的な用法)。現在は複合語で使われることが多い(例:請け出す)。
質屋に預けた品を請け出すのに手数料が必要だった。
(主に口語)人や世間に好意的に受け入れられる、人気が出る、ウケる(反応が良い)という意味の自動詞的用法。
新しい映画は若者を中心にウケている。
彼女の冗談は会議ではあまりウケなかった。
そのコントがSNSでウケて、一気に話題になった。