1部品や栓、ピースなどを、枠や穴、相手の形にぴったり合わせて差し込み・固定すること。物理的に「収まるべき場所に収める」動作を表す。
新しい窓ガラスを額縁にぴったりはめた。
パズルの最後のピースをはめると絵が完成した。
リモコンの電池を裏側のケースにはめてください。
2指輪・手袋・ヘルメットなど、体の一部を包む・覆うものを身につけること。また、ホースなど筒状のものを差し込んで取り付ける動作にも使う。
結婚指輪を左手の薬指にはめた瞬間、本当に夫婦になったと実感した。
寒いから、出かける前にちゃんと手袋をはめなさい。
ホースを蛇口にしっかりはめないと、水が漏れてしまう。
3人や物事を、ある決まった型・枠・カテゴリーに無理に当てはめること。個性や柔軟性を奪って既成の枠に押し込むという、否定的なニュアンスで使われることが多い。「型にはめる」「枠にはめる」が典型的な形。
子どもを画一的な型にはめるような教育には反対だ。
個性的な人を会社の枠にはめようとしても、長くは続かないだろう。
厳しい規則にはめられて、子どもたちが伸び伸びと遊べなくなっている。
4計略や嘘で人を不利な立場・罠に陥れること。だます、陥れる、わざと巻き込む、といった意味で、「罠にはめる」が定番の形。
彼は同僚を罠にはめて、自分が出世しようとした。
SNSの偽情報で人をはめる詐欺が増えているらしい。
うっかり相手の話に乗せられて、まんまとはめられてしまった。
5(やや古い、または書き言葉寄りの広い用法)何かをある場所や状態に入れる・投げ込むこと。現代の話し言葉では「入れる」「投げ込む」「追いやる」などの方が自然で、この用法そのものを単独で使うことは少ない。
石を河に投げはめて遊んだ少年時代を思い出す。
6俗語・卑語で、性行為をすることを指す。書く際はほとんど「ハメる」とカタカナで表記される。下品な表現なので、公の場や目上の相手の前では使わない。
あの二人、付き合ってすぐにハメたらしいよ。