丸い形の物体。球形、地球やビー玉のような“まるいもの”を指す一般的な語。
地球は大きな丸い玉に見える。
子どもたちは公園で小さな玉を転がして遊んでいる。
工場では金属を高温で溶かし、丸い玉にして冷やす工程がある。
汗や露などの『しずく』。小さな丸い水滴を指す表現(例:汗の玉、露の玉)。
額に汗の玉がいくつも光っていた。
朝、葉に小さな露の玉が残っていた。
スポーツで使う球。野球の球やサッカーの玉など、試合で蹴ったり投げたりする球体。
ピッチャーが速い球を投げた。
サッカーの試合で彼の蹴った玉がゴールネットを揺らした。
卓球の小さな玉をラケットで素早く返す。
麺類などの一人前の山になった量。ラーメンなどで『麺1玉』のように量を表す語。
ラーメンは麺1玉で十分だった。
銃で撃つ金属の小さな弾。弾丸を指す語(文脈によっては弾・弾丸と書かれる)。
床に銃の玉が転がっていた。
狩猟用の銃には適切な種類の弾を装填する必要がある。
電球など、光を出すための丸いガラスの器具(電球=電気の玉)。
部屋の電球が切れたので交換した。
裸の電球が一つぶら下がっているだけの簡素な部屋だった。
眼鏡やルーペなどのレンズを指す口語的な表現(例:眼鏡の玉)。
眼鏡の玉に傷がついて見えにくい。
古い双眼鏡の玉を交換してよく見えるようになった。
そろばんの珠(そろばん玉)。そろばんで数を表すために動かす丸いビーズ。
そろばんの玉を右へはじいて引き算をする。
彼は幼いころ、そろばんの玉を使って計算を覚えた。
俗語で、睾丸(きんたま)を指す言葉。下品な表現なので注意して使うこと。
冗談で金玉と呼ばれて彼は赤面した。
宝石や珠(真珠など)のような球形の貴重な石・宝物、または比喩的に優れたものを指す語。
祖母のネックレスには大きな真珠の玉が一つ下がっていた。
この絵は画壇の宝玉のように評価されている。
芸者や遊女など、女性の職業的な接客者を古く呼んだ語(現代ではあまり使われない)。
江戸時代、料亭には『玉』と呼ばれる女性がいたことがある。
人の性質や性格を軽蔑的に指す言葉。悪い意味でその人を評する時に用いる(侮蔑的)。
彼は面倒を引き起こす玉だと皆から敬遠されている。
あんな玉とは関わらないほうがいい。
計画や筋書きの中で使われる駒や資金、道具などの一つの要素(『駒』や『仕掛け』の意味での玉)。
犯行グループは資金を運ぶ役の『玉』を用意していた。
『玉子』などで用いられる、卵を表す語。食材としての卵を指す。
朝ごはんに玉子を二つ焼いた。
お弁当に茹で玉子を入れた。
お好み焼きなどの料理名の語尾に付いて一人前を表す表現(例:豚玉=豚肉入りのお好み焼き一人前)。
この店のおすすめは豚玉です。ひとつお願いします。
硬貨を指す語尾としての用法(例:十円玉=十円の硬貨)。日常的に硬貨を表す時に使う。
ポケットに十円玉が二枚入っていた。
自動販売機に百円玉を入れて飲み物を買った。
(接尾や名詞で)貴重で美しいもの・すぐれたものを表す用法。比喩的に『宝』や『逸材』のような意味で使われることがある。
彼女は会社の玉だと上司に評価されている。