1道や場所などを通って、ある地点から別の地点へ移動すること。
いつもこの道を通って会社に行きます。
トラックが狭い路地を通ろうとして苦労していた。
この電車は東京駅を通りますか。
山を越えるより、トンネルを通る方が早い。
2電車やバスなどの路線が、ある地点とある地点の間を結んで運行すること。
この路線は駅前と空港の間を通っている。
終電後は、この区間にバスは通らない。
3案内されて部屋や建物の中に入っていくこと。
受付を済ませると、面接室に通された。
お客様を応接間に通してください。
4物が穴や隙間、内部などを突き抜けて通り抜けること。
針が布を通って反対側に出た。
弾が壁を通って隣の部屋まで届いた。
5においや液体、影響などが空間や物の中に広がり、行き渡ること。
カレーの匂いが家中に通っている。
冷たい水が布に通って、手が冷えた。
6声が遠くまでよく届き、はっきりと聞こえること。
彼の声はよく通るので、マイクなしでも聞こえる。
静かな体育館では、小さな声でも通る。
7注文や連絡などが順を追って関係する部署や相手に伝わり、処理されること。
注文が厨房に通ると、すぐに調理が始まった。
その要望はようやく上層部に通った。
8試験や法案、審査などに合格したり、正式に承認されたりすること。
彼女は司法試験に一発で通った。
新しい法案が国会で通った。
この企画書は上司の決裁が通らなかった。
9ある名前や評判で世間に知られていること。「〜で通る」の形でよく使う。
彼はこの業界では実力者として通っている。
その俳優は本名ではなく芸名で通っている。
10話や考え方の筋道がきちんとつながっていて、納得できること。
彼の説明は筋が通っていて分かりやすかった。
その理屈は一応通るが、現実にはうまくいかないだろう。
11自分の意図や考えが相手にきちんと伝わり、理解してもらえること。
何度説明しても、彼にはなかなか話が通らない。
通訳のおかげで、意図がきちんと通った。
12外見や態度などから、実際とは違う印象を相手に与えて、そう見られること。
スーツを着ると、学生でも社会人で通ることがある。
13木材の木目などが、まっすぐにきれいに揃っていること。
良い木材は木目がまっすぐに通っている。
14(古い言い方)物事の道理をよくわきまえていて、知識が豊富であること。
彼は世事によく通った人物であったと古書に記されている。
15動詞のます形に付く接尾語で、「最後までやり抜く」「徹底的に〜する」という意味を添える。現代では同じ意味の「〜通す」の方がよく使われる。