1ふた・ドア・封筒などを開ける、包みをほどくなど、中を見られるようにすること。
窓を開くと風が気持ちよく入ってきた。
プレゼントの包みを開くと、本が入っていた。
古い封筒をそっと開いて手紙を取り出した。
2花や傘などが広がって形を現すこと(咲く、ひろがるという意味)。
桜が一斉に開いて、町中が薄ピンク色になった。
暗くなったので、傘を開いて家へ戻った。
扇子を開いて風を送った。
3店や施設が営業を始める、営業中になること(営業時間の開始を指す)。
このカフェは朝7時に開くから、早朝に行けるよ。
美術館は毎週火曜は閉館で、水曜に開く。
4隙間や差ができて広がること。または幅が大きくなること。
棚と壁の間に小さな隙間が開いている。
話が進むにつれて意見の差が開いてしまった。
裂け目がどんどん開いて危ない。
5会議や催しを主催・開催すること。「会を開く」「パーティーを開く」のように使う。
来月、研究発表会を開く予定です。
会社が創立記念パーティーを開いた。
町内会が夏祭りを開くことになった。
6国や集団、事業などを新たに始める・設立すること(流派や新会社を「開く」など)。
彼は京都に新しい茶道の流派を開いた。
祖父は戦後まもなく小さな会社を開いた。
7港や国境などの通路・施設を外部に対して開放すること(輸出入や渡航を可能にする)。
政府は新しい港を国際貿易のために開いた。
戦後、いくつかの国境が順次開かれた。
8銀行や証券などで口座(アカウント)を作ること。「口座を開く」など。
新しい銀行で口座を開いた。
オンラインで証券口座を開く手続きができる。
9新しい土地や道を切り開く、開拓すること(拓くと意味が重なる)。
入植者たちは森を切り開いて畑を開いた。
新しいルートを開いて村への道が短くなった。
10コンピューターやアプリでファイルやウィンドウを表示させるために開く操作をすること。
画像ファイルをダブルクリックして開いてください。
ブラウザで新しいタブを開いて検索した。
11数学で式を展開したり、根(平方根など)を取り出すという操作に用いることがある専門的な用法。
多項式を開くと、各項に分配される。
12料理で魚を腹から開いて平らにする、いわゆる「魚を開く」という処理をすること。
刺身用に鯵を開いて骨を取り除いた。
魚を開いて塩をふり、干物にした。
13文字の扱いで、漢字表記をひらがなに直す(漢字を「ひらく」)という操作を指すことがある。
校正の際、難しい漢字は読みやすくするためにひらいて表記した。
14衣類や布が広がって形が開く、はばたくように広がること(スカートなどが風でめくれるなど)。
風でスカートが開いてしまって恥ずかしかった。
選手のユニフォームの裾が試合中に開いた。
15スポーツで体や肩などの姿勢が崩れて開いてしまうこと(力が入らなくなる悪いフォーム)。
バッティングで体が早く開くとボールに力が伝わらない。
スイング中に肩が開かないように注意しなさい。
16囲碁などで石が伸びる・厚く構えるなど「ヒラく」と表記される専門用語(通常かなでヒラくと書く)。
この形はヒラいて使うと厚みが出る。