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JLPT N4日常生活

初めてのアルバイト

駅前のカフェで初めてのアルバイトの面接を受けた一日の話です。

大学に入ってから、ずっとアルバイトを始めたいと思っていました。学費は奨学金でなんとかなりますが、毎月の生活費は自分で稼げるようになりたかったからです。先週、友達に「駅前にできた新しいカフェが、アルバイトを探しているらしいよ」と教えてもらって、その日のうちに電話をかけてみました。

面接の前の日は、なかなか寝つけませんでした。今までアルバイトの経験が一度もないので、何を聞かれるかどうか分からなくて心配でした。インターネットで「アルバイト面接 よくある質問」と調べて、自分なりに答えを考えておきました。当日はスーツを着て、遅刻しないように家を三十分前に出ました。

お店に着くと、入口には開店祝いの花がたくさん飾ってあって、コーヒーのいい香りもしていました。店長さんは三十代ぐらいの優しそうな男性で、「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。お茶でも飲みながら、ゆっくり話しましょう」と笑顔で迎えてくれました。私の緊張も、少し軽くなりました。

店長さんに「いつから働けますか」と聞かれたので、「来週からでも始められます」と答えました。「週に何日働けますか」「土日も入れますか」と続けて聞かれて、できるだけ正直に答えるようにしました。それから、なぜこのカフェで働きたいかも質問されて、「コーヒーが大好きで、お客様に笑顔を届けられる仕事がしたいからです」と話しました。

店長さんは「うちの店では、笑顔でお客さんに話しかけることが何より大切ですよ。料理や接客のことはあとからゆっくり覚えればいいんです」と教えてくれました。接客の仕事は初めてなので少し不安もありますが、自分にできるかどうか、思い切って挑戦してみたいと思いました。

面接が終わったあと、店長さんが「あさってから来てもらえますか」と言ってくれて、本当にうれしくなりました。家に帰る途中、すぐに母に電話して、「採用してもらえたよ」と伝えました。来週から、ついに初めてのアルバイトが始まります。早く仕事に慣れて、お店の役に立てるように、がんばるつもりです。

— 完 —