日本に来たばかりで、生活に必要な手続きがまだ全部終わっていません。今日は朝から、銀行と郵便局に行くことにしました。日本では、給料を受け取ったり家賃を払ったりするために、銀行の口座が必要だそうです。少し緊張していますが、早く済ませてしまいたいと思いました。
駅の近くにある銀行に入ると、たくさんの人が並んでいました。受付の機械で番号札を取って、ソファに座って二十分ぐらい待ちました。中はとても静かで、みんな小さな声で話していました。順番が来てから、窓口で「口座を開きたいんですが、何が必要ですか」と聞いてみました。
スタッフの方が書類を持ってきてくれて、「ここに名前や住所を書いてください。それから、在留カードとパスポートも見せていただけますか」と言いました。漢字で書くのが難しかったので、「ローマ字でもいいですか」と聞いてみたら、「大丈夫ですよ」と教えてくれました。印鑑も必要なのかと心配しましたが、外国人の場合はサインでもいいそうです。
手続きは三十分ほどで終わりました。「キャッシュカードは一週間後にお家にお届けします。届くまでは、こちらの通帳でお金を出し入れすることになります」と説明されました。
一週間も待つのは長いですが、しかたがありません。家賃を払う日までにカードが届くといいなと思いました。
銀行のあと、近くの郵便局にも行きました。国の家族に、日本のお菓子や小さなプレゼントを送ろうと思っていたからです。家から重い箱を持ってきたので、腕がだいぶ疲れていました。
窓口で箱を見せると、「船便と航空便、どちらにしますか。船便のほうが安いですが、二か月ぐらいかかりますよ」と教えてくれました。
あまり急いでいないですが、お菓子は早く届いたほうがいいと思って、航空便にすることにしました。送料は思ったより高かったですが、家族の喜ぶ顔を想像したら、しかたないなと思いました。
一週間ぐらいで家族の手に届くらしいです。家に帰りながら、次は何を送ろうかと考えていました。日本の生活に、少しずつ慣れてきた気がします。