弔問客
石川さん、この度はご愁傷様でございました。突然のお知らせに、本当に驚きました。
遺族
山本さん、わざわざご会葬いただきまして、誠に恐縮に存じます。お忙しい中、足をお運びくださいまして、父もきっと喜んでいることと思います。
弔問客
とんでもないことです。お父様には、私が新入社員の頃から大変お世話になったものですから、お別れに伺わずにはいられませんでした。
遺族
父も生前、山本さんの活躍ぶりをたいそう喜んでおりました。出世なさったと聞いた折には、本当に嬉しそうに何度も話しておりました。
弔問客
そうおっしゃっていただけますと、こちらこそ救われる思いです。お父様の温かいご指導なくして、今の私はあり得なかったと言っても過言ではございません。
遺族
ありがとうございます。父も山本さんのような方に慕われて、本当に幸せだったと思います。これからは寂しくなりますが、家族で力を合わせて乗り越えていくつもりです。
弔問客
ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察し申し上げますが、どうかお力を落とされませんように。お疲れの出ませんよう、くれぐれもご自愛ください。
遺族
お心遣い、心より感謝申し上げます。私たちも、父の分までしっかりと前を向いて生きていかなければならないと思っております。
弔問客
何か私にお手伝いできることがあれば、いつでも遠慮なくおっしゃってください。お父様への恩返しのつもりで、できる限りのことをさせていただきたいと思っております。
遺族
そのお気持ちだけで、心が救われる思いでございます。落ち着きましたら、改めてご挨拶に伺わせていただきます。本当にありがとうございました。