返回 JLPT N3 · 文化
JLPT N3文化

成人の日成人节

成人の日と成人式の歴史、振袖文化、近年の問題、そして年齢引き下げによる変化についてです。关于成人之日和成人式的历史、振袖文化、近年的问题,以及成年年龄下调带来的变化。

毎年一月の第二月曜日は、「成人の日」と呼ばれる祝日です。この日には、二十歳になった若者の成長を祝うために、全国の市町村で「成人式」と呼ばれる式典が行われます。

每年一月的第二个星期一,是被称为「成人之日」的法定节日。 这一天,全国各市町村都会举办名为「成人式」的庆典,庆祝刚满二十岁的年轻人步入成人。

戦後の混乱した時代に、若者を励まそうという思いから始まったのが成人式のきっかけだと言われています。当時は十一月に行われていましたが、その後、新しい年を迎える時期に合わせて一月に変更されました。今では新成人にとって、人生で最大のイベントの一つになっています。

据说成人式最初是诞生于战后那个混乱的年代,源于希望激励国家的年轻人这一想法。 当时是在十一月举行的,后来为了配合新年伊始的时期,才被改到一月。 如今,它已经成为新成人人生中最重要的活动之一。

成人式の主役と言えば、何といっても新成人たちの華やかな服装です。女性は振袖と呼ばれる長い袖の着物を着ることが多く、髪型やメイクにもこだわります。男性はスーツを着る人が一般的ですが、最近では袴を選ぶ人も少なくありません。

提到成人式的主角,无疑是新成人们光鲜亮丽的盛装。 女性多半会穿上叫做「振袖」的长袖和服,对发型与妆容也十分讲究。 男性虽然以西装为主,但近年来选择穿袴的人也不在少数。

振袖は値段が非常に高いため、レンタルにする人が増えています。半年から一年前に予約しないと、好きなデザインが選べないこともあります。美容院や写真スタジオの予約も早い者勝ちになりがちで、当日の朝四時から準備を始めるという話さえ聞きます。

由于振袖价格非常昂贵,越来越多人选择租赁。 如果不提前半年到一年预约,有时会选不到自己喜欢的花样。 美容院和摄影棚的预约也都是先到先得,甚至有人为了赶上,会从当天清晨四点就开始准备。

成人式の前後には、写真スタジオで記念写真を撮るのも定番になっています。家族と一緒に写ったり、振袖姿で一人で撮ったりと、人生の大切な思い出として残されます。最近では、夏ごろから「前撮り」をする人も多く、SNSに投稿するためにこだわって撮影する若者も増えてきました。

在成人式前后,到摄影棚拍摄纪念照也成为一种固定项目。 有人和家人合影,有人独自身着振袖留下倩影,作为人生中珍贵的回忆永久保存。 最近,从夏天开始就「提前拍摄」的人变多了,为了发到社交平台上,许多年轻人在每个细节上都格外用心。

式典の会場では、市長や来賓のスピーチを聞いたり、子どもの頃の恩師に挨拶をしたりします。久しぶりに会う友達と写真を撮ったり、思い出話で盛り上がったりするのも、この日の大きな楽しみです。同窓会のような雰囲気がある一方で、式そのものは退屈に感じる若者もいるようです。

在成人式会场,新成人们会聆听市长和来宾的致辞,也会去和小时候的恩师打招呼。 和久未见面的朋友拍合影、回忆往昔的种种,也是这一天的一大乐趣。 整体气氛颇有几分同学会的味道,不过也有些年轻人觉得仪式本身有点无聊。

近年では、成人式で騒いでしまう若者がニュースになることもあり、問題視されています。式の途中で大声を出したり、ステージに上がったりするケースが報道されているのです。ただし、こうした行為はごく一部に過ぎず、ほとんどの新成人は静かに参加しています。

近年来,在成人式上喧闹的年轻人时常上新闻,成了被人讨论的问题。 仪式进行中大声喧哗、甚至冲上舞台的案例都被报道过。 不过,这种行为终究只是极少数,绝大多数新成人还是会安安静静地参加仪式。

二〇二二年からは、法律上の成人年齢が十八歳に引き下げられました。しかし、進学や就職で忙しい十八歳ではなく、これまで通り二十歳で式を行う自治体がほとんどです。地域によっては、名前を「二十歳のつどい」に変えたところもあるとのことです。

从二〇二二年起,法律上的成年年龄被下调到十八岁。 但绝大多数自治体仍维持以二十岁为标准来举行成人式,避免让正忙于升学、就业的十八岁年轻人增添负担。 在一些地区,仪式的名称甚至已经改成了「二十岁的聚会」。

成人の日は、大人になったことを自覚するきっかけになる大切な日です。お世話になった家族への感謝を改めて感じるとともに、これからの人生について考える時間にもなります。式典が終わって家に帰った夜には、なんとなく階段を一つ上がったような気持ちになるかもしれません。

成人之日是让人意识到自己已经长大成人的重要日子。 在重新体会对家人的感激之情的同时,也是思考今后人生的一段时光。 仪式结束、回到家的那个晚上,或许会让人有种「不知不觉间又向上跨了一步」的感觉。

— 完 —