動詞ば形

ば形の作り方や、条件を表す使い方を学びます。

ば形の紹介

ば形は「もし〜なら」という仮定条件を表します。食べればは「もし食べるなら」、行けばは「もし行くなら」という意味です。Aが起きればBになる、という自然な因果関係を述べるときに使います。

日本語には「もし」を表す方法が複数あり(ば・たら・なら・と)、それぞれニュアンスが異なります。ば形は一般的・自然な帰結を表し、結果の部分に話者の意志的な行動を置けないという制約があります。たとえば 安ければ買います は自然ですが、東京に行けば友達に会います のような文にはたら形の方が適切です。

ば形は動詞・形容詞・名詞に適用でき、それぞれ活用ルールが異なります。

ば形の活用

活用規則は語の種類によって異なります。

一類動詞(五段動詞)は、基本形の最後の音を「え」段の音に変えて、「ば」を付けます。

辞書形ば形
買うかう
買えばかえば
待つまつ
待てばまてば
帰るかえる
帰ればかえれば
飲むのむ
飲めばのめば
死ぬしぬ
死ねばしねば
遊ぶあそぶ
遊べばあそべば
書くかく
書けばかけば
泳ぐおよぐ
泳げばおよげば
話すはなす
話せばはなせば

活用例

  • 薬を飲めば、よくなります。

  • 手紙を書けば、分かってもらえます。

  • プールで泳げば、気持ちいいですよ。

  • 日本語で話せば、上達します。

条件を表す

「小句1」が成立することが「小句2」が起こるための条件であることを表します。

注意:原則として「小句2」には意志、希望、命令、依頼などの表現は使えません。ただし、「小句1」が状態性の述語である場合や、前後白昼の主語が異なる場合はこの制限を受けません。

例文

  • この大会で優勝すれば、オリンピックに出場することができます。

  • 李さんに聞けば、分かりますよ。

  • 練習すれば、上手になります。

  • 日本へ行けば、富士山が見られます。