可能形

可能形(可能形式)を使って、何かができることや可能であることを表現する方法を学びましょう。

可能形の概要

可能形(可能形式)は、ある動作を行う能力があること、またはある動作が可能であることを表します。「〜ことができます」と同じ意味です。
可能形の活用
可能形の活用ルールは、動詞のグループによって異なります。
グループIの動詞は、最後の「u」段の音を「e」段の音に変えて、を付けます。
辞書形可能形
買うかう
買えるかえる
待つまつ
待てるまてる
帰るかえる
帰れるかえれる
飲むのむ
飲めるのめる
死ぬしぬ
死ねるしねる
遊ぶあそぶ
遊べるあそべる
書くかく
書けるかける
泳ぐおよぐ
泳げるおよげ
話すはなす
話せるはなせる

活用例

  • 漢字が書けます。

  • 5キロ泳げます。

  • 日本語の新聞が読めます。

  • 自転車に乗れます。

助詞の変化 (を → が)
可能形を使う際、動作の対象を表す助詞は、しばしばに変わります。

例文

  • 漢字が読めます。

さらなる活用
動詞が可能形に変わると、元のグループに関わらず、常にグループIIの動詞として活用します。つまり、語尾のを取って他の語尾を付けるだけです。
Verb 1書ける
て形
書けて
ます形
書けます
ない形
書けない
た形
書けた
Verb 2食べられる
て形
食べられて
ます形
食べられます
ない形
食べられない
た形
食べられた
Verb 3できる
て形
できて
ます形
できます
ない形
できない
た形
できた

例文

  • 漢字が書けます。

  • 早く走れません。

  • お酒が飲めて、良かったです。

  • ピアノが弾けました。

話し言葉:ら抜き言葉
カジュアルな会話では、多くの人がグループIIの動詞や不規則動詞の来る (くる)可能形のみ(受身ではない)からを省略します:
標準 (可能形):
食べられる
可能
口語 (ら抜き):
食べれる
可能(口語)
受身 (ら抜きは不可):
食べられる
受身
標準 (可能形):
来られる
可能
口語 (ら抜き):
来れる
可能(口語)
受身 (ら抜きは不可):
来られる
受身(迷惑の受身など)
注:話し言葉では非常に一般的ですが、ら抜き言葉は文法的に正しくないとされており、正式な文章では避けるべきです。
状態としての可能 vs. 動作としての可能
日本語では、自然に視覚や聴覚に入る場合と、意図的に見ること・聞くことが可能である場合を使い分けます。

視覚 (見る)

自然感知
見える
視界に自然に入る(意識しなくても見える)。
窓から海が見えます。
見える
能力・条件
見られる
見る能力・機会がある(意識的に見る)。
このアプリで映画が見られます。
見られる

聴覚 (聞く)

自然感知
聞こえる
耳に自然に入る(意識しなくても聞こえる)。
隣の部屋から声が聞こえます。
聞こえる
能力・条件
聞ける
聞く能力・機会がある(意識的に聞く)。
ラジオでニュースが聞けます。
聞ける
動詞の可能形 | 2hongo