動詞意向形

意志形の作り方を学び、提案や意志を表現する方法を学びます。

意志形の紹介

意志形は「〜しよう」という誘いかけや意志を表す常体の形です。食べよう行こうしよう のように、丁寧体の「〜ましょう」に対応します。

主な使い方は二つあります。提案として使う場合は、一緒に何かをしようと誘います:映画を見よう。意志の表現として使う場合は、〜ようと思う の形で自分の計画を述べます:日本語を勉強しようと思う。ここで 〜ようと思う(今そう思っている)と 〜ようと思っている(前からそう考えている・決めている)には微妙だが重要な違いがあります。後者はより確定した意志を表します。

意志形の活用

意志形の作り方は動詞のグループによって異なります。

五段動詞は、基本形の語尾の「う」段の音を、対応する「お」段の音に変えて「う」を付けます(長音になります)。

辞書形意志形
買うかう
買おうかおう
待つまつ
待とうまとう
帰るかえる
帰ろうかえろう
飲むのむ
飲もうのもう
死ぬしぬ
死のうしのう
遊ぶあそぶ
遊ぼうあそぼう
書くかく
書こうかこう
泳ぐおよぐ
泳ごうおよごう
話すはなす
話そうはなそう
行くいく
行こういこう

活用例

  • もう11時だから、寝よう。

  • 仕事が終わってから、飲みに行こうよ。

  • 手伝おうか。

提案と勧誘

カジュアルな会話では、意志形は「〜ましょう」(〜しよう)や「〜ましょうか」(〜しようか)のように使われます。

例文

  • もう11時だから、寝よう。

  • 仕事が終わってから、飲みに行こうよ。

  • 手伝おうか。

〜ようと思う — 意志の表現

意志形+と思う は、話し手がこれからしようと考えていること——まだ実行していない計画や意志を表します。

[意志形]+と思う/と思っている

  • 行こうと思う(行くつもりだ)
  • 勉強しようと思う(勉強するつもりだ)
  • 転職しようと思っている(転職を考えている)

自分の計画を話す際に最もよく使われる表現の一つです。「Xする」と直接的に言うよりも柔らかく、「Xしようかなと思っている」というニュアンスになります。

「と思う」と「と思っている」の違い:「と思う」は今まさにそう決めた・思ったことを表し(「〜しようかな」)、「と思っている」はしばらく前から考えている確定した意志を表します(「〜するつもりだ」)。「来年日本に行こうと思う」(今決めた)vs「来年日本に行こうと思っている」(前から決めていた)。

例文

  • 来年、日本に行こうと思います。

  • 転職しようと思っている。

  • 今日は早く寝ようと思う。

  • 大学院に進もうと思っています。

〜ようとする — 試み

意志形+とする は、何かをしようと試みることを表します——ある行為を実行しようとする試みで、困難だったり成功しなかったりすることを暗示することが多いです。

[意志形]+とする

「する」の時制で意味が変わります:
  • ようとした(過去)——しようとした・しかけた(失敗や中断を暗示することが多い)
  • ようとしている(進行中)——しようとしている最中・まさにしかけている
  • ようとしない(否定)——しようとしない・試みを拒む

よく使われる場面:1. 失敗した試み:開けようとしたが、開かなかった2. 中断された行為:寝ようとした時、電話が鳴った3. 進行中の試み:赤ちゃんが立とうとしている

例文

  • ドアを開けようとしたが、鍵がかかっていた。

  • 彼女に話しかけようとした時、電話が鳴った。

  • 子供が冷蔵庫を開けようとしている。

  • 逃げようとしたが、捕まった。